鳥居さんが
平身低頭
いやにオジギしている
何をそんなに謝っているのかな
神様なのに
えっ
「違う」
って
「雪の重さに耐え兼ねて!!」
だって!
そんなに積もったんだ
雪解けは早かったみたいなのにね
「ただいま」の木
4月28日
毎年、何も無い限り、山上へ上るのはこの日
戸開けの宿泊は5月2日からだけど、7ヶ月間閉まっていた山の宿坊を開けて準備するのは、なかなか大変なンダヨネ、これで
大体、下界(地上)は春なのに、また冬に舞い戻るみたいなものデ
油こぼし~行場の春?
去年などは、雪掻き雪起こしから始まったんだから
掘り起こすに連れて
凍み雪カンコカンコ
とばかりに凍っているんだ
生命線の湧き水水道管は氷雪の下だった
それでも人手があったから何とか対応出来たけど
今年のスタートはふたりぼっちで
ぼちぼち行きまっか
山の神さま
行者さん
御手やわらかに
おーい!!宿坊たちーっ!今年も還って来たよ
てな訳で
「開けましておめでとうございます」
山頂の大峯山寺も護持院宿坊も大なり小なり雪害を受けて修理が思いやられるけど
「こーんなに暖かい戸開けは初めて」
と何度も口について出る位心地好くて
人手不足ながらも思わずのんびり
いやーっホントに
寒さによる緊張が無いって
こんなにリラックスしていいの
てなもんで
いつの間にか
無事準備完了
していました
とさ。